リウマチを抱えながら働いていると、「痛みで仕事ができない」「休職したいけど収入が不安…」という悩みを持つ方が多いと思います。
そんな時に頼りになるのが「傷病手当金」。
この記事では、リウマチで仕事を休む場合の傷病手当金の仕組みや申請方法、注意点、そして今後の働き方についても詳しく解説します。【PR】
リウマチでも傷病手当金はもらえる?基本の仕組みを解説

傷病手当金とは?
傷病手当金とは、病気やケガで働けなくなったときに、健康保険から支給される給付金のことです。 リウマチも「慢性疾患による労務不能」として対象になります。
支給の条件は以下の4つです。
- 健康保険(社会保険)に加入していること
- 業務外の病気やケガで働けないこと
- 4日以上連続して仕事を休んでいること(待期期間)
- 給与の支払いがない、または減額されていること
支給額と期間
支給額は「標準報酬日額 × 2/3」が基本。 たとえば月収30万円なら、1日あたり約6,600円程度が目安です。
支給期間は最長1年6か月。
ただし、その間に職場復帰できるか、症状がどの程度かによって、継続支給が認められるかが変わります。
傷病手当金の申請方法と必要書類
手続きの流れ
申請は、加入している健康保険組合または全国健康保険協会(協会けんぽ)に行います。
流れは次の通り。
- 会社から「傷病手当金支給申請書」をもらう
- 自分・勤務先・主治医が記入する欄を書く
- 健康保険組合に提出
医師の意見書が重要
特に重要なのが医師の意見書。 「リウマチの症状で日常業務が難しい」など、具体的な内容を記載してもらうことで、審査がスムーズになります。
傷病手当金と他の制度との違い・併用可否
障害年金との違い
「リウマチなら障害年金も申請できる?」という質問もよくあります。 違いを簡単に整理すると…
- 傷病手当金: 一時的に働けない場合の生活補償
- 障害年金 :長期間または恒久的に働けない状態への支援
つまり、リウマチが
一時的に悪化して休む場合=傷病手当金
長期的に働くのが難しい場合=障害年金
と考えるとわかりやすいです。
失業給付との関係
傷病手当金を受給中は、原則として失業給付(雇用保険)とは同時にもらえません。 もし退職後に体調が悪い場合は、ハローワークで「受給期間延長申請」をしておきましょう。
リウマチと仕事の両立を考えるときのポイント

リウマチは「波のある病気」とも言われます。
調子のいい日もあれば、痛みが強くて動けない日もありますよね。
そんな中で無理に職場復帰して再発…というケースも少なくありません。
ここでは、仕事との両立を考えるうえでのポイントを紹介します。
職場に相談する勇気を持つ
勤務形態を柔軟に調整できる会社も増えています。 たとえば、
- 時短勤務
- テレワーク(在宅勤務)
- 軽作業への配置転換
などを検討してもらうのも一つの方法。
「我慢して働く」より、「相談して働き続ける」ことが大切です。
主治医と定期的に相談
「どの程度まで仕事をしてよいか」「勤務中に痛みが出た場合の対応」など、医師に確認しておきましょう。 医師の意見書が職場への説明材料にもなります。
傷病手当金を機に、“次の働き方”を考えるのもアリ
リウマチの症状と向き合いながら、「もう少し自分に合う仕事がしたい」「体に負担の少ない職場に変わりたい」と感じる方も多いでしょう。
実際、傷病手当金を受けながら転職活動を始める人も増えています。
ここでは、その考え方のヒントを紹介します。
リウマチと相性の良い仕事とは?
- 座り仕事が多い(事務職・カスタマーサポートなど)
- 柔軟な勤務時間を選べる(シフト制や在宅OKなど)
- 福利厚生が手厚い(通院休暇・リモート勤務制度など)
リウマチを理解してくれる企業も増えており、
「病気を隠さずに働ける環境」を選ぶことが、長く続けるコツです。
専門の転職サイトを活用しよう
最近では、リウマチなどの慢性疾患を持つ方のキャリア支援に特化した転職サービスも登場しています。 求人の紹介だけでなく、職場の理解度や配慮体制までチェックしてくれるところも。
無理なく働ける職場を見つけたいなら、今のうちから登録だけでもしておくのが◎
「体調が落ち着いたら動けるように」準備しておくのもおすすめです。
傷病手当金で生活を支えながら、自分に合った働き方を探そう

リウマチは、長く付き合う病気だからこそ、経済的・精神的なサポートが大切です。
傷病手当金を上手に使えば、治療に専念できる時間を確保しつつ、次のキャリアを考える余裕も生まれます。
そして、もし「今の仕事を続けるのがつらい」と感じたら、無理せず転職を検討してOK。
体調を優先しながら、自分に合った働き方を選ぶことが、リウマチと長く付き合っていく第一歩です。


