リウマチと休職|私の経験からわかった制度と働き方の工夫

仕事

リウマチと診断されたとき、正直「この先、仕事どうしよう…」という不安で頭がいっぱいでした。
痛みやだるさだけでなく通勤電車に乗ることすらつらい日もあり、、「このまま働き続けていいのかな」と何度も自分に問いかけました。

この記事では、実際に私がリウマチで休職したときの体験をベースに、「休職を決めた理由」「お金の制度」「復職・転職・在宅ワークという次の選択肢」をまとめました。
今、休職や仕事の継続に悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。

リウマチで休職を考えたきっかけ

「もうちょっと頑張れるかな」と思っていた私ですが、ある朝、関節のこわばりで歯磨きすら一苦労になってしまいました。
そのとき初めて「これは休まないとダメだ」「リウマチと仕事の両立は今のままだと無理かもしれない」と認めざるを得ませんでした。

日常生活の中で感じた限界

  • 出勤前に着替える事すら精一杯
  • 書類をめくるのも痛くて集中できない

体が「もう無理だよ」というサインを出していたのに、「迷惑をかけたくない」と自分でふたをしていたんだと思います。
リウマチの症状が強いときに無理を重ねると、仕事どころか日常生活も回らなくなる危険があると痛感しました。

医師からのアドバイス

通院時に主治医から「このまま働き続けると悪化する可能性がある」とはっきり言われました。正直ショックでしたが、休職は自分を守るための大事な選択肢だと考え方を変えるきっかけになりました。

リウマチで休職したときのお金事情

「休職=収入ゼロ」だと思い込んでいた私は、最初は不安で眠れないほどでした。でも調べてみると、リウマチで働けない期間を支えてくれる制度がいくつかあることが分かり、少しずつ安心できるようになりました。

傷病手当金で生活を支えられた

私は会社員だったので、健康保険から傷病手当金をもらえました。

  • 給料の約3分の2が支給される
  • 最長で1年6か月もらえる

「満額じゃないけど、これならなんとか生活できるかもしれない」と思えたのは大きかったです。
休職中に仕事を探す余裕はなかったので、この制度があったからこそ、まずは治療と生活の立て直しに集中できました。

障害年金のことも調べた

リウマチは症状によっては障害年金の対象になります。
私は申請までには至りませんでしたが、友人は「年金を受給しながらパートで働く」という形で生活を安定させていました。

「今すぐ使うかどうかは分からないけれど、いざというときに相談できる制度がある」と知っているだけでも、心の支えになります。

会社独自の制度もチェック

会社によっては就業規則で「休職中も給与の一部を支給」「長期休職後の復職支援」などを用意しているところもあります。
私も就業規則を読み直して、そこで初めて会社独自の制度の存在を知りました。もっと早く確認しておけばよかった…と本気で思いました。

「リウマチで休職するか迷っている段階」でも、自分の会社の休職制度や福利厚生を一度確認しておくことをおすすめします。

実際の休職手続きの流れ(私の場合)


手続きは難しそうに見えますが、やってみると意外とシンプルでした。
私の場合は、次のような流れで進みました。

  1. 医師に診断書を書いてもらう
  2. 「仕事はしばらく休んだほうがいい」と診断されたので、そのまま診断書を書いてもらいました。
    これが、リウマチによる休職手続きのスタートラインになりました

  3. 会社に相談
  4. 直属の上司に「医師から休職を勧められた」と伝えて診断書を提出
    最初は緊張しましたが、上司から「まずは体を治すことを優先して」と言ってもらえたことで、少し肩の力が抜けました。

  5. 傷病手当金の申請
  6. 人事部が窓口となり、必要書類の書き方や提出先をサポートしてくれました。
    自分一人では心細かったので、会社と健康保険のサポートは本当に心強かったです。

復職に向けて私がやったこと

休職期間中に一番不安だったのが、「本当に会社に戻れるのか?」という点でした。
私は次のようなステップで、復職と働き方の見直しを進めました

まずは体調を安定させること

薬の調整やリハビリで、生活リズムを整えることから始めました。焦らず休むのも「準備」と割り切り、睡眠と食事、通院を優先するようにしました。

リワーク支援を利用

病院で実施されていたリワーク支援に参加し、模擬オフィスでの軽作業やグループワークを通じて、少しずつ「働く感覚」を取り戻しました。
いきなりフルタイム復帰ではなく、段階的に慣らしていけたのは、リウマチの体にはとても合っていたと感じます。

勤務形態を柔軟に調整

復職時は、会社と相談して次のような形で戻りました。

  1. まずは時短勤務からスタート
  2. 体調を見ながらテレワークも併用

「前と同じ働き方に戻る」のではなく、「リウマチと付き合いながら働けるペース」に調整できたことが、長く続けられている理由だと思います。

休職後に考えた新しい選択肢


復職はできたけど、「この先ずっとフルタイム勤務を続けるのは正直きついかもしれない」と感じる場面も増えてきました。そこで視野に入れ始めたのが、「転職」と「在宅ワーク」という新しい働き方です。

在宅ワークに挑戦

ライターやデータ入力など、パソコンがあればできる仕事から始めました。
通勤がないだけで体の負担がかなり減り、「今日は調子がいいから少し多めに」「今日は痛みが強いから少なめに」と、リウマチの状態に合わせて調整できるのが大きな魅力でした。

転職を検討したときに感じたこと

ハローワークでは「障害者雇用枠」の求人もチェックしました。実際に利用している人から「通院や体調に理解のある職場が多い」という話も聞き、リウマチ持ちでも続けやすい働き方の一つだと感じました。

ただ、一般求人の中から自力で「理解のある職場」を探すのは正直かなり大変です。
そこで、「持病や障がいのある人向けの転職サービス」を使う方が、ミスマッチを減らせるのではないかと強く感じました。

休職は前に進むための時間

休職を決めたとき、当時の私は「負けた気がする」「周りより弱い自分みたいで嫌だ」と落ち込んでいました。でも今振り返ると、休むことで体が落ち着き、働き方やライフプランを見直すきっかけをもらえた時間だったと思います。

休職は甘えじゃなくて、自分を守る手段

  • 傷病手当金や障害年金など、生活を支える制度がある
  • 復職だけでなく、転職や在宅ワークという選択肢もある
  • 「一度休む」ことで、リウマチと仕事のバランスを考え直すことができる

同じように悩んでいる人に伝えたいのは、「休んでも大丈夫。休むことが次の一歩につながる」ということです。焦らず、自分のペースで前に歩んでいきましょう。

そして、「今の職場でこのまま続けるのは難しいかも」「もっとリウマチに理解のある職場で働きたい」と感じたときは、リウマチなどの持病に理解のある企業とつないでくれる転職サービスをうまく頼ってください。